染色用のTシャツについて

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染色を行うのにあたり、布を購入して何か作って染めるのもいいですが、既製品を染めるのが一番簡単です。しかし、その素材が何で作られているのか、染色に向いているのか注意が必要です。

例えばTシャツを染める場合、一概に白いTシャツでも素材にポリエステルが含まれていることが多いです。ポリエステルは草木染めでは染まりませんので、綺麗に染めるには”綿100%”のものが適しています。

しかし、綿100%と書かれているTシャツですが、果たして縫い糸は「綿糸」なのかと言うと、決してそうだとは言えません。
そうなると、首周りや裾、袖の縫い糸の部分は染まりませんので、注意が必要です。

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染色材料などの専門店では「染色用Tシャツ」が売っています。
普通のTシャツよりも割高ですが、ちゃんと縫い糸も「綿糸」で縫製されているため、糸まで綺麗に染まります。
また、染まりやすいようにきちんと精錬、加工されていたりします。

洋服店で購入した白Tシャツを染める場合は、糊などが付着していることが考えられますので、染めムラを防ぐためにも自分で精錬(綺麗にすること:お湯や中性洗剤で洗います。)の作業を行った方がいいでしょう。

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