草木染めの絞りで使う「絞り染め用くくり糸」普通の刺繍糸ではダメ?

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草木染めはビー玉や輪ゴムでも絞りを入れることはできますが、糸を使うことでさらにバリエーションが広がります。刺繍のように絵柄を絞ったり、様々な技法にも挑戦できます。

そこで必要になるのが、糸と針です。

どの家庭にも糸と針くらいならありそうですが、普通の刺繍糸で実際に絞ってみると難しいことが分かります。
と言うのも、草木染めに絞りの模様をつけるには、布にひだを寄らせて、防染させて絵柄を作るためです。

かなりの力で糸を引っ張る必要があるため、まずは糸が切れてしまいます。煮出してる間に切れてしまうこともありました。

絞りあげる力に負けない強い糸、太い糸が必要になります。
分からない場合には染料店で『絞り染め用くくり糸』として販売されているので、まずはそれで試してみるといいと思います。

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『絞り染め用くくり糸』は、タコ糸よりも一回り細いくらいの糸です。

針こそなんでも良さそうなものですが、草木染めでは針の長さがある程度長い方が使いと思います。また、太い糸が通る穴が開いていることも選ぶ基準になってきます。

そこで紹介されているのが”みすや針「三ノ五」”。
みすや針というブランドの針で京都の高級品の針メーカーです。
針の種類が30種類ほどあり、用途に応じた針が作られています。

「三ノ五」というのはその中の一つです。
おそらく皆さんが普段使っている針は「三ノ三」とか「三ノ四」ではないかと思われます。
それらよりも「三ノ五」は長い針になります。 
高級品ではありますが、されど針ですので、1組25本入りで500円前後です。

実際に草木染めに使ってみて、針の違いは素人にはわかりませんが、糸の太さは安心感がありました。しっかり絞ることができるので、とても使いやすかったです。

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