最上紅花で紅餅作りに挑戦

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最上紅花を自宅の花壇で育てたところ、一度に揃って開花しないため、一度に採れる量はほんのわずか・・・生花でも水中で揉みだして染めて見ましたが、量が少なすぎるので、いっそのこと紅餅を作ってみることにしました。

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紅餅とは、紅花の紅を取り出すための加工法の一つで、最上紅花は主にこの紅餅の形で出荷されています。というのも、山形の県花である最上紅花を摘み取り、京都まで運ぶのには花の鮮度が問題だったようです。

生花を乾燥させるだけの乱花の方が簡単ですが、紅餅にして発酵させることにより、より鮮やかな紅が得られると言われます。
紅餅作りは地域によって工程や形など違いがあるようですが、山形県西村山郡河北町のサイトを参考に作ってみることにしました。

紅餅の作り方

①花びらを摘み、水洗いをする。

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②軽く絞って、ジップロックに入れて一晩置く。

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P6290144(赤みを帯びた気がします。)

③翌日すり鉢で花をすりつぶす。

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④固く絞り、丸く手のひらでつぶして一週間から10日、風通しの良い日陰で乾燥させる。

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水分により花びらが発酵するようで、まだ湿っている状態の紅餅はアンモニア臭がすごいです。風通しを良くするというのはそういう意味なのかと実感。
また、梅雨時に花が咲くので、この時期に乾燥させるには天気との勝負です。
悪天候続きで少しカビさせてしまった。。それでもなんとか形にはなりました(汗)

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とりあえずはこの状態で保存して、まだまだ花をつけているので追加して紅餅作りを続けたいと思います。花が終わったころ、ある程度の量が集まったらやっと染めができます。(染める物と同量の紅餅が必要です)

この先紅餅から紅染めをするまでですが、この紅餅の作り方だと紅花の黄色い色素をまだ出していませんので、紅を取り出すにはあと10日間程、工程があります。
これも、綺麗な紅色に染めるための辛抱です。

そのため黄色染めはすぐに水中で溶け出し簡単にできるため、庶民の着物は黄色の染めで、紅染めは高貴な人しか着ることが許されず、高級な着物にだけ使用されたということです。

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