きらめき絞りに挑戦

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きらめき絞りは新しい技法だと紹介されていますが、その名前と模様に惹かれて、やってみたい技法の一つでした。

絞り方は意外と簡単で、一定の間隔に引いた雁木模様を表・裏と返しながら、「山」と「谷」を縫っていきます。なんとも不思議な縫い方です。

きらめき絞りの絞り方

①1段目は表から糸を刺して右から左へ。山と谷を1縫いだけしていきます。

②2段目は布を裏に返して、左から右へと縫っていきます。同じ方向に糸がくるようにするためです。

③3段目はまた布を表に戻して、右から左へと1段目と同じように進みます。
その繰り返しです。

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●絞るのは6段くらい縫ってから、4段まとめて絞ります。
1段ずつ絞ってしまっては、次の段が縫いにくくなるからです。

●また、大きなものを縫う場合は中間に糸を緩ませておき、二度に分けて糸を引っ張った方が絞りやすいです。一度に引っ張るにはかなりの力が必要になります。

④絞ったらシワを整えてから玉どめします。

P6100390

全部絞るとこんな感じです。

P6100392

きらめき絞りの染め方

藍の生葉染めで行っています。
①布を水に浸し、湿らせて置きます。中までしっかり水分がしみ込むようにします。

②染液に浸し、ヒダの中までしっかりと染まるようにヒダを揉むように、広げるようにしながらしっかり染めます。

③途中で何度か染液から取り出し、水の中で揉み、発色の具合を確認します。足りなければ再び染液の中へ入れて、繰り返し行います。

④しっかり染まったら、水の中で発色させます。

⑤色が落ち着いたら糸をほどいて、再び水洗いします。

⑥脱水機にかけて、日陰に干します。

P7030226

本当にきらめいていますね。
あの縫い方で、この模様が出るのが不思議です。何とも言えない青い雁木模様と白い部分のコントラストが綺麗です☆
縫うのもそれほど多くないので、もっと大きなものでもやってみたいと思いました。

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