草木染めの「絞りの技法」に挑戦(巻き縫い絞り・手鹿の子絞り・中国絞りの華絞り)

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クリ染め(実皮+重曹、媒染:みょうばん)で三つの「絞りの技法」に挑戦しました。

「巻き縫い絞り」

PB210494

巻き縫い絞りは布を二つ折りにして、折り山を巻きこむように針をぐるぐると布を巻きながら螺旋にして縫い絞ります。
ポイントは図柄の途中で針を抜かないことです。また、折り山から縫う位置の深さは浅い方が綺麗にでるようです。
しかし、今回はそれ以前にヒダが整っていなかったことと、うまく糸が引けていなかったため、綺麗に出なかったと考えられます。

「手鹿の子絞り」

PB210495

手鹿の子絞りは道具を一切使わないで絞ります。「手結び鹿の子」と言います。
糸をかぶせてくくる方法を「かもさげ」と言いますが、それが理解出来るととても簡単です。
ただし、大きさを揃えて、綺麗な四角い模様に染めるのはとても練習のいることだと思いました。
まだまだ練習あるのみです。

「中国絞りの華絞り」

PB210493

中国絞りの華絞りは布を折りたたみ、糸をかけて引き締めるだけなので、簡単な絞りだと思い挑戦してみました。が、実際にやってみるとバランスが難しいです。
最初は手抜きせずに円を書いて行った方がよさそうです。また、本を読むと厚手の布の方がきれいに表現できるとのことです。
折り山からの位置、大きさに注意して針を刺す必要がありそうです。

クリ染めは実皮を使いましたが、枝や葉、樹皮、イガ、渋皮などどの部位も使用ができ、それぞれ違う色が出るようです。
実皮が少なかった(30個位)のですが、けっこう色が出ました。ハンカチとガーゼを5枚分くらい染めました。
煮出しの途中で重曹を入れるとピンク色になると言うので、少し加えてみました。
それほど濃い色にはなりませんが、ビワの色に似たやさしい色になりました。

今度はクリのイガもとってあるので、色を比べてみたいと思います。

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